石塀小路(いしべこうじ)は京都東山にある石畳の風情ある小路です。清水寺と祇園や八坂神社を結ぶウオーキングルートの途中にあります。
石塀小路は静かで落ち着いた趣があり京都らしさを感じる素敵な小路です。
小路に敷き詰められた石畳の一部は廃止された京都市電の敷石として使われていた石をリサイクルしているんだそうです。まずは清水寺参拝後三寧坂、二年坂を散策し、「ねねの道」を経由して行く方法をご紹介します。
石塀小路への入り口の見つけ方
清水寺参拝をしたあと、三寧坂、二年坂を散策し、ねねの道の道に入りましょう。案内板も出ていますし、多くの人がこのルートをたどるので人の流れについていくと「ねねの道」までは迷わず行けると思います。
ねねの道に入り人の流れについて歩いていると石塀小路(いしべこうじ)はうっかり見逃してしまうような小路です。この写真の外灯が目印ですので見落とさないように歩きましょう。ねねの道に入り北へ1~2分も歩くと左手側に入り口があります。
石塀小路への入り口の左手には和雑貨のお店の「まねきねこのて招喜屋ねねの道店」が、
右手は京クラフトの雑貨店「波ぎ」があります。ねねの道に面しています。
石塀小路の外灯の下を通り路地に入っていきます。
路地を少し入って後ろをふりかえったところ。見えているのは高台寺公園へ上る階段です。春に撮った写真ですので桜が綺麗です。
路地を入って1分ほどで目に飛び込んでくるのがこの光景です。
石塀小路(いしべこうじ)といえばこの写真というほど多くの方がこのアングルで撮影をされています。
趣のある小路を進みます。両側の石垣にはさまれた道をゆっくり歩きましょう。
小粋なカフェや料亭、旅館などが立ち並んでいます。
趣のある案内板。石塀小路の途中から圓徳院の横を通ってねねの道、高台寺方面へぬけることもできます。抜け道にはお土産ショップがいくつか立ち並んでいます。
今回はその抜け道へ行かず(ねねの道へ戻らず)、西の方角「下河原通り」へ出ます。通りに突き当たります。右へ曲がると八坂神社の南楼門へと行くことができます。
3月中旬に行なわれるイベント「京都 東山花灯路」ではライトアップされて幻想的な石塀小路を楽しめます。
※京都 東山花灯路(きょうと・ひがしやまはなとうろ)
3月中旬に行なわれる京都の灯りがテーマのイベントです。京都の東山、青蓮院から清水寺までの約5キロの道に約2400基の行灯が灯ります。
>石塀小路(いしべこうじ)基本情報
アクセス | 市バス 「東山安井」下車徒歩約10分 又は八坂神社から入り口まで徒歩5分 |
住所 | 京都市東山区下河原町(地図) |